オタクの限界引っ越し術 その2

前回までのあらすじ

縛りプレイしながら荷物をコンテナ20箱+αくらいに収めると向こうで人権のある生活できる

さて、私の部屋の場合、部屋の容積100%に対して棚などを利用し容積使用率50%程度で収納を行っている。なお、床面積使用率は7割ほどだ。

1割…つまりPCデスクの目の前は私が実家で最低限生活するために必要なスペースなので、残り2割のスペースで荷造りをする必要がある。

そんなことは不可能である。

せいぜい2箱程度しか置けない上に、コンテナは三段までしか積めないので6箱しか置けないことになる。これでは到底荷造りは困難を極める。

そこで、棚の解体と並行して変わりに折りコンを積んでいく作戦にする。これならば棚の場所にそのまま折りコンが入れ替わる形で入るので、なんとか作業スペースを確保しながら作業ができるはずだ。

もうね、マジで狭い。まず部屋に入るために30センチの隙間を通って入り、ベッドインするためにも同じくらいの隙間をすり抜け、部屋を片付けたときのホコリと6年位アクセスできなかった窓のサッシからカビの胞子も舞いまくり……(マジでびっくりするくらい生えてた)

一時的に部屋から出られなくなった

しかもこの時ありえん体調不良に。たぶん良くないものが部屋に舞ってたと思う…

やはり結露するアルミサッシは悪い文明……(まず窓を塞いで荷物を置くな)

折りコンにブチ込む荷物の収納状況はこんなかんじ

テトリスのBGMをかけつつ作業をすると捗りますね

こんな調子でもう8箱を詰め終わりましたが……思いの外箱に入らない荷物が多い。15箱くらいに収めないと規格外荷物が容積を圧迫して収まらんかも。

しかし一時は部屋の床面積使用率が98%になったものの、カラーボックスを撤去して掃除機をかけ、代わりに荷造りしたダンボールを設置し始めるとなんとかギリギリ人権を確保できるくらいにはなりました。棚を3つ潰すして箱を詰むと結構違いますね。

ちなみに作業中、業者に送る荷物には重いものを入れるなと言う通達が有ったことに気が付きました。すでに電源装置を詰め込んだあとだったのですが、具体的に重量が書いてないので、たぶんまあ30kg以内なら大丈夫だろうということでそのままにしておきました。

とにかく重量物を入れるときは補強が命

ダンボールはこのように補強した上で、内部の底面にはMDFの内張りをして局所負荷を分散、かつそこそこちゃんとしたテープで外からも補強しているのでまあ壊れることはないと思います。ダンボールの底は下手すると抜けるかも…

取っ手の内側に家具を解体したときに出てきたそこそこ強度のある棒を貼り付け

ちなみにこのままだとダンボールの取っ手がもげるので補強を入れました。特別製の強化ダンボールですね。こんくらい雑な補強でもやはり負荷が分散する分取っ手の安定感が違います。今回のダンボール分の荷物は佐川が荷物を運んでいくので中身は壊れにくいものか、もともと壊れているものにします。私は電子レンジのトランスとかモーター類とか、ジャンクのHDD30台くらいとかを常識的な範囲で 分散させた上で押し込みました。まあひ弱な私が持ち上げて運べるので、運送屋さんなら楽勝でしょう。

ちなみに、運送屋さんの腰を圧倒的質量で破壊するパンドラの箱を爆誕させたときは運送屋さんの前に自身の腰を破壊したので、マジで荷物の重量と腰には気をつけましょう。

なお、集荷はギリギリまで遅くしてます。なぜなら配送までの間に荷物を破壊されるか、先方の倉庫内で荷物がダンボールを破壊する恐れがあるので…

壮観ですね

そんなこんなで棚とかを一掃して全部折りコンにしました。ここまで片付いてやっと健康で文化的な最低限度の生活が送れますね。

5年ぶりくらいに見えた床がある。ちなみにクッションフローリングが重量で歪んでるのでビー玉が転がる

こんな感じで荷造りを完了させていきます。

次回へ続く。たぶん次回では荷造り完了して運搬すると思います。

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