2st125cc…魅力やね!
まず排気量が小さいからァ…税金かからへん、ファミバイも使える!
それに125ccながら22馬力以上を発揮するパワートレイン!
ぶっ飛んだこと言っていいですか…どんな薬物よりも、キマる(白煙)
2025年現在、2st125ccは高騰の一途をたどる。
まずは”SR”といえばこのバイク。KDX125SR。数年前にメッキシリンダーがゴソウダンになったので維持がめんどくさい。はよ捨てろというバイクですが中古価格は安くて20万円程度と高止まり。こんなもん10万で売れ
次に性転換号ことTS125R。とっきょかいひ が てんこもり ことスズキのキショバイク。(ランツァ乗り曰く)クソ遅い。でも10万くらいで買える
さいごに2005年ごろに起こったミャンマー特需によって大量に海外に売却されたため、今では入手が困難なDT125R。中古で45万!?あ ほ く さ 。捨てたらこのバイク?
TDR125でも25万くらいする。こんなキショいのに?
ということで、ここまで高いともう自作するほうが安いんじゃね?ということで。TDR50にTZR125のエンジンを搭載してめちゃくちゃになります。

ベース車を拾ってきましました。結構状態は悪くない感じ。グンマーのレーミク廃から購入し、翌日そのままドルパで桜ミクさんお迎えしました(は?)
状態良すぎてもったいないなぁ…

そしてフォロワーの家からTZR125のエンジン×2とかその他部品を回収。アホかな?

まずはいらん部品外しつつあてがってみる。ウーン、結構フレーム切らなアカンかも
過去の文献を参考にしたところ、後部エンジンマウントとここのフレームは切らないとダメっぽい

とはいえまずはチェーンラインを出すために基準寸法を確認したい。
そこで、後部上のエンジンマウントの位置とチェーンラインの関係性を確認しておく


画像の角度くらい合わせとけという話ですが面倒なのでこのまま。1枚目がTDR50エンジン、2枚目がTZR125エンジン。念の為同じスプロケットを差し込み、右のエンジンマウントのツラからスプロケット外側のツラの寸法を確認。TZR125のほうが5mm長いので、左後ろ上のエンジンマウントと同じ位置に搭載すると、スプロケットが5ミリ外に出る計算。
そこで、4.5ミリの鉄板でエンジンマウントステーを作り、後部左上側のエンジンマウントステーの一部だけ位置だし用に残し、そのまま溶接してしまえばラクにチェーンライン出せるのでは…?ということで

適当にステーを仮止めで作成

仮乗せでチェーンラインが合うことも確認。

元の溶接痕とか使ってまあまあだいたいまっすぐに。あとチェーンライン見つつだいたい位置出ししつつ仮溶接

うーん…まあだいたいOKやろ。しらんけど。
ヤフオクのMIG溶接機を直流化したやつ、あまりにも優秀で全然普通に溶接できるしブレーカーも落ちないので神。

ほんで適当に本溶接。はずれへんかったらえええねん。たぶんよっぽどのことがないと外れないと思います。しらんけど。

この時点でチェーンラインは完璧。(諸説あり)

ちなみにクラッチカバー側がだいぶ外に張り出しますが、ステップでガードされるのでたぶんOKです。
いや、さすがに気になるのでエンジンガードを溶接で作ると思いますけどね。
なお、ブレーキレバーは踏めないので外に曲げます。

男の手曲げ。
そしたら後部下のエンジンマウントを作ります、既存の製作例ではメインフレームから生やすステーを作っていますが、それだとステーの長さが長くなるので強度的にアレですし、作るのも面倒なのでフレームを一個追加します。補強にもなるしね。

角パイプで適当に作って

だいたい位置出し


エイヤで溶接
カンを思い出してきたのでだいぶいいかんじw

そしてとりあえず仮付溶接。このあと完全固定してから後ろの面に板貼って更に補強予定。

前のYPVSプーリーカバーはほぼ接触してる。フレームは負荷で歪んだら100%接触するので、フレームをハンマーで殴って凹ませて調整します。

フロントのエンジンマウントステーは完全ににげているので、ここに新設のステーを溶接かボルト止めして前側のエンジンマウントにします

上側のマウントを作る前に、ぶった切ったフレームの補強の事を考えます

この角度にするくらいしか無理そうですが…


ラジエターホースを避けるためにこの角度で着脱式のサブフレームを搭載すれば、なくなったフレームの補強が可能そうです。タンク裏のスペースは無限にあるので、どうとでもなります。
ここの補強していないエンジンスワップ記事いっぱい見るんですが…セミダブルクレードルフレームでここの補強ナシにしてマトモに走れるほど甘くないと思うんですけどね…いくら車体が軽くて10インチとはいえ、キャスター立ち気味で22馬力ホワワkm/hからフルブレーキングしたら絶対フレーム歪むし、ウィリーからの着地でも大概ヤバイと思いますけどね…ウレタンフォーム補強?昭和のオッサンにしか効きませんよ
完成した暁にはモトクロスマシンにしたりエンデューロマシンにしたりサーキットマシンにしたりして遊ぼうと思うので、エンジンマウントもそうですがフレームの強度は最低限マシにしておかないとこまります。
ということで今後の方針は
・とりあえず前の下側エンジンマウント作成
・サブフレーム作成
・シリンダーヘッドの固定マウントステー作成
・ラジエターステー作成
・チャンバーレイアウト考察(とりあえずダウンチャンバーで妥協も可)
・とりあえずキャブつけてチェーンつけて走れるようにする
・電装切った貼ったする。走ったらええねん。
・純正エアクリに接続可能な3DプリントTPUジョイントホースの作成
・外装つける(外装ステー切ってないのでポン付け可能なはず)
といったところでしょうか。結構やること多いな…