出来らあっ!
タイトル通りです。
まず最初に自分語りをするので 読みたくないが……って人は飛ばしてください。
そもそも、私はもともと車やバイクに全く興味がない(むしろうるさい改造をしたスポーツ車やバイクは疎ましく思うほどであった)人間で、車もATでいいでしょと思ってたし、何なら大阪市内で住むぶんには電車があるので車の免許すら必要ないと思っていました。
しかし大学入学後、何をトチ狂ったのか第一種普通自動車MT免許を取得したわけです
普通自動車免許を取得したのはいいものの、車に乗る機会は無い上に、車に興味はあんまりなかったので欲しい車も無く、その上買う金も維持する気合もないので、せっかく30万も投資して免許を取ったんだから原付に乗ろうと思ったことがきっかけでした。
これがすべての間違い。
最初はZ50jホンダゴリラを祖父から譲り受け、なんやかんやしながら維持していたのですがいかんせん遅い。あと骨董品過ぎて盗難も怖く気軽に乗れないということで、50でももうちょいマシなカブとかセカンドバイクがほしい。
ということでヤフオクを漁っていたところ、ここでも何を間違えたのか2st50ccのRZ50(部品多数欠品)を3000円で落札。勢いって怖いね。
2stってなにそれオイシイノって状態からレストアをし、初めてアクセルを開けたときの加速の快感と言ったらもう筆舌に尽くし難いものがありました。
とにかく2st50ccのスポーティーなモデルと言うだけあってクッソ速い。色も初音ミクに塗ってミク号と命名し、これに乗って鯖江とか静岡とか行きまくりました。
とはいえ2stフルパワー原チャを白ナンバーで乗り続けるのは免許が危ない。ボアアップで黄色ナンバーにしたいが、現有免許は普通自動車免許のみ。
ワイ「中免取得か……」
しかしながら毎度のごとく教習代を払う金はない。7万も払えば不動車が生える。ということで、なんとか安くならないだろうか。
ワイ「一発取得やるか……」
説明しよう!一発取得、いわゆる飛び込み試験とは、激安で免許を取得できる裏技?なのである!
実際原付でクソ軽いとはいえ、MT車でアホみたいな道と距離走り倒してるし、法規走行も練習すればなんとかなるだろうし、これワンチャン行けるのでは……?と思って、各方面に相談した結果、挑戦することにしました。
あまり周りに飛び込みで試験受けてる人が多くないということと、一発で取得したら「教習所あるあるとか俺はよくわからないんだよね~~」というマウントを取ることができる
あと普通に話のネタになりそうだったので、記録ついでに書くことにしました。
ここから本編です
一発免許は警察署が管轄の運転免許試験場で受けることができるそうですが詳しい説明は省きます(ググったほうがここより詳しい説明もあるし早いよ)。
ということで早速試験場に……
行きません。アホか。いくら試験料が安い(申請料2600円車両使用料1450円)からって、いきなり行って車両をうまく操れるわけも無く一瞬で金をドブに捨てるのだ。
世の中には2種類の教習所がある。一つは指定自動車教習所、もう一つは届出教習所だ。
一般的に免許を取ろうと思うと指定自動車教習所で取ることになる。用は普通の教習所です。
こっちのほうが普段練習しているコースで卒検もとい技能試験ができるし、みっちり指導してもらえて簡単。なんなら出来てなくてもOK貰えるので、Twitterで炎上するようなヘタクソミサイルライダーが公道でVFR400を駐車車両にぶつけて自撮りしたりするようなのが蔓延るんですね。
いわゆる”カネで買う”免許と言われるのはそのためである。らしい。しらんけど。
一方、届出教習所っていうのはぶっちゃけよくわからんけど特に指定の時間教習を受けるとかは無く、好きな項目だけ重点的に練習できます。また、試験は免許センターの運転免許試験場で受ける必要がある。っていう雑な認識でいいと思います。私はコロナ騒動で暇だったのもあり、後者の教習所に電話をして、雑に電話で予約を取って地元の加美自動車教習所に行きました。
ちなみに、届出教習所は怖いし指導も厳しいと言われているそうですが、そんなことはなかったです(お客様根性で行くと厳しいと感じるかも?ぶっちゃけあれで厳しいとか思うようなら向いてないからやめたほうが良い)
さて、実際に初めて去勢もとい教習スーフォアに乗った感想ですが、とにかく重い。セルフステアもめっちゃ効くし重いので低速の取り回しが難しい。あと4stなので低速トルクが有りすぎて違和感しかない。リアブレーキと視線が重要っぽい。ミク号はリアブレーキの存在感が皆無だったので、リアブレーキ操作を習得するのに手間取りましたね。そのぶん急制動は楽でしたが。
はっきり言ってしまえば、原付MT車に乗っていれば400ccもすぐには無理だが乗りこなせないことはなく、クランクやスラローム以外はスムーズに実施できる。実際、2時間もすれば車体重量にも慣れました。さすがに初回はチカラの入れ加減がわからず変なところに力を入れ続けた結果筋肉痛になりましたw
試験料金がだいたい一回5000円で完走しても10分乗れないのに対して、教習はほぼ同じ金額で50分練習できるので、まず練習のために教習所に行くことをおすすめします。ダメ元で一回受けるなら練習行け。
スーフォアを完全に理解したところで、次は試験コース見学です。
私の受けた門真試験場の場合、朝7時~8時、昼の0時~0時20分までの間に試験コース見学が可能です。コース撮影の可否についてはよくわからなかったんですが、いいんじゃないでしょうか?特に入り口とかに撮影禁止とは書いてなかったような気がするので、動画撮影できるなら歩いてるところを撮ってもいいとおもいます。
とくに門真試験場の場合コースが狭いので、法規走行を実施するのは”試験場走り”という超低速走行かつ完璧な安全確認手順を踏んだ上で、試験官が見えないところでは手を抜く裏技を使うことを強いられるコース構成があります。しらんけど。
なかなか複雑怪奇なのでとりあえず解説付きコース図を見てほしい……と言いたいところなのだが、これうpしてもいいのかよくわからん。コース図のメモはOK、写真は禁止と言われたので、コース図をメモしてきたのですが、果たしてこれをインターネッツの海に放流しても良いのかどうかがイマイチわかりません。別に試験場まで出向けば誰でも確認できる情報ですし、かつての試験コースがすでに公開されているということもあるのでOK何じゃないかと思います。しかし私はヘタレなので、画像ではなくパワポで作りました。参考にされる方はぜひご覧あれ(リンク先を保存で見れます)
こちらからどうぞ
次に、試験日程を申し込みに行きます。普通免許を取得していれば学科は免除なので、午後4時までに出向いて試験日を予約すればOKです。
試験日は、2020年4月10日現在で水曜日8時~と12時半~、金曜日12時半~のうちで選択可でした(中免)
で、私は適当に予約を取って、試験までひたすらコースと法規走行を頭に叩き込むということを実施しています。はい。試験はまだ受けてません。
コース覚えるついでなので記事書いちゃいました。日程とかいろいろ忘れないうちに書き留めておこうと思いたち、この記事を作成した次第です。
ということで、次回に続きます。