YAMAHAのFDDで読めるMIDIシーケンサ・レコーダー?のMDFシリーズ なんと1~3まであるらしい。
MDF2はFDDが2DD仕様なので、Windowsでフォーマットする際はいろいろと注意が必要。マニュアルはこちらから。
なにはともあれ分解してみる。FDD不動とのこと。どうせベルト切れだろ
開けてみたがなんとベルトがある。一瞬冷や汗が出たが、まてよ……
なんかベルトがギザギザというか、きたない。もしや…
なんとリング状の謎のゴムをはさみかなんかでいい感じに輪っかにした平ベルトを挿入していた模様。しかも、プーリー側にはもともと着いてたであろう劣化したゴムがびっしりついており、しかもそれが筐体とプーリーの隙間に挟まって回転しなくなっている始末。原因これじゃん。
原因がわかったのでとりあえす蓋を閉じて、静岡に送った。次の作業は引っ越してからの作業である。
ベルトを交換しただけで動きそうだったので、適当にタコ糸で全周の長さを測り、平ゴムベルトを発注。アルミの筐体とのクリアランスなどがシビアなので、選定には気をつけよう。全周から内径を計算したところ66程度で、調べると市販品では65と61のものが売られていた。この手のエンコーダで位置決めをしている駆動部分のゴムベルトはキツく遊びがないほうがいいので、61mmを選定。幅は3mmだった。
ちなみになんと、こいつは電池で動く。激アツ。でも2DDじゃないと読まないので、2HDフロッピーの右下の窓をテープで塞いでコマンドプロンプトでフォーマット。
.midファイルはFormat0にしましょう。このへんはマニュアルに書いてある
まあ最終的に.midの読み込みまで進んだが、なぜか再生まで進まなかった。ファイル名が読めているので、FDDの動作・読み込み自体に問題はないと思われる。再生ボタンを押しても、なぜか再生時間が00:00から進まない。すべての機器のヘッド清掃は実施したが、改善せず。
もしかすると、フロッピーの劣化とかが考えられるかもしれない。
まあCASIOのFD-1を持っているので別に困っていないし、、気長に解決していこうと思います。